本日は、お忙しい中を、ようこそお越し下さいました。
「記念館」とは、少しばかりエラソーなのですが、「伊織さん」と呼ばれた彼は、偉くも、偉そうな雰囲気も全くなく、いつも肩からカバンを下げ、手には、
大きな紙袋を持って、時間を追いかけるようにセカセカと吉祥寺の街を歩き、遠くからでも青信号の点滅を見ると、猛然とダッシュしてしまう人でした。
趣味は、ジャズ、写真、御神輿、テニス、映画・・・と、沢山ありましたが、そのどれもが、仕事につながっていた、と言うより、趣味があったから仕事が生まれ、仕事に夢中になるから趣味も広がったという感じでしょうか。
最高の緊張感を伴う、もっとも真剣な遊びが、仕事だったのだと思います。
この、記念館では、そんな趣味、仕事、そして、この方達との出会いがあったからこそ、彼の人生が輝いたという方達のメッセージを、ご紹介しています。
2001年9月1日にオープンしたものを、今回、リニューアルしました。
お時間がございましたら、どうぞ、ご覧になってみてください。
2008年11月
館長 野口満理子
|