Top  | 館長より皆様へ  | 野口伊織について  | 野口伊織の作品  | 野口伊織 on マスメディア  | 写真アルバム  | 追悼文集


モノ・マガジン (1997年 6-2号)

“ジャズフリークSHOPマスターの推薦盤” 『もっともスイングな一枚』


ファンキー

野口伊織さんといえば、ちょっと昔を知っている人なら吉祥寺のジャズ喫茶「ファンキー」の店主という覚えがあるだろう。でも、今やファンキーばかりでなく、ジャズクラブ「SOMETIME」や渋谷の「アルコホール」など、計15店舗を経営する飲食店のオーナーにおさまっている。むろんジャズ熱は昔と何ら変わらない。いや、むしろ拍車がかかっているというべきか。昨年12月に23坪の地下スタジオを持つ新居が完成したため、時間さえあればそこにこもり、仲間たちとセッションに興じているようだ。自らアルト・サックスを吹き、月に1回くらいのライブもこなすセミプロでもある。現在使っているアルト・サックスは11万番台のシルバー・プレートとアメセルの21万番台。その音色を聴かせていただくと、推薦アルバムとしてあがったのがスタン・ゲッツというのも頷ける。この『PLAYS』こそ、ゲッツ本来の歌心が詰まった一枚だ。




Mail  |  Link
COPYRIGHT © 2001-2008 MUGI CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.